人の上にたつ者

朝倉敏景十七箇条というものをご存知だろうか?
恥ずかしながら購読しているビジネス誌「WEDGE」の2005年5月号に掲載されていなければ一生その詳細にめぐり合わなかったかも知れない。
ネットで検索したところ戦国群像というサイトに原文が記載されていた。
「WEDGE」の2005年5月号には舩橋晴雄氏(シリウス・インスティテュート株式会社代表取締役社長)が分りやすく紐解いてくれている。
舩橋氏のモノを全てを掲載する事は当然遠慮させていただくが、強く共感した数項目だけは列記させていただきたい。

第一条は実力主義の宣言。朝倉家では家老職は世襲とはせず、本人の器用(才能・能力)忠節によって登用すること。
第二、軍団長や奉行職を「無器用」の者にさせてはいけない。
第四、名物の刀脇差などを好んではいけない。万疋(銭の単位)の太刀一刀は百疋の槍百本に及ばない。
第十、一所懸命奉公している者とそうでない者を同等に扱えば、一所懸命やっている者のヤル気を削ぐ。
第十二、能力のある者を他家に取られないように。ただ能力があってもそれに胡座をかいて奉公を怠るような者は無用である。
第十七、家臣への命令や家臣からの報告など、途中で歪曲したりする者がいたら厳しく罰すること。

詳しくは 「WEDGE2005年5月号」(定価400円) を参照下さい。
 
あなたの勤める会社、あなたが趣味のために所属する団体や組織、納税者(この言葉も嫌いです。本質は税払者もしくは払税者だと思っています)が貯金もできないような収入から払った税金で収入を得て暮らしている公務員連中に徹底させたくありませんか?

民間の会社組織の中で言われる事に「部長はバカだ」とか「課長は無能だ」などという台詞がありますね。
私が思うのは、本物の無能やバカもいるでしょうが大抵は上記の第十二条もしくは第十七条に当てはまると考えています。
朝令暮改と言われますが、下からの報告を上に言わなかったり、上からの命令を自分都合にアレンジして下に伝えたり、確認が面倒なために「あいつなら判るハズだ」と勝手に思い込んでデスクから離れない電話もかけない管理職が多いのではないのでしょうか?
ええ、ご想像の通りです。私が勤める会社はそんな会社です。
係長の時に「課長は~」って言っていた人が課長になったら言われてしまう。
それは個人の責任では無いと思います。組織体制がそうなのでしょう。

朝倉敏景十七箇条は、そんな組織の処方箋だと思う。
商用宣伝のつもりは無いのですが、気になった方は「WEDGE2005年5月号」(定価400円)の76ページからの記事を一読してみては?

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